個人の私とは

リベットの実験をご存知ですか?「こうしよう」と思った瞬間には、もう既に体は動き出していることを証明した実験です。

つまり、行動が先で、思いが後から生じるということなんですね。

私たちは、自分が決断したり、自分が体をコントロールしていると信じていますが、そうではありません。

現象(行動)が起きて、「こうしょう」という思いが沸き上がり、
脳によってあたかも自分が決断したように錯覚させられているということになります。

科学的な実験からも、個人の「私」は何も決めていないことが分かります。

沸き上がる思いと現象(行動)が脳の機能によって処理され、錯覚させられているということですね。

個人の私は何かというと、沸き上がる思考ー感情ー感覚(体)がひもつけられたものです。

そこに実体がありません。

ここで私たちにできることは、自分が全てをコントロールしている(したい)という思いを暖かく受け止め、
そうではない可能性に少しだけ目を向けてみることです。

もしかしたら、そんなはずはないという思いがわき起こるかもしれません。
例えば、来週の予定を決めたし、お昼にパスタにしようか和食にしようか決めたし、大切な人との別れを決断してきたと。

でもそれはあたかも「自分が何かをしている、自分が何かを選択している」という錯覚させられた思いー幻想の1つです。

実際のところ、
私たちは、 自分の思いを100%コントロールしているでしょうか?
自分の体を100%コントロールしているでしょうか?

鼓動や脈の早さを、
性格や体重を、
発言や考えを、
100%コントロールしているでしょうか?

ここで「私=全体」をもう一度、思い出してみます。
私は何もコントロールしていないと聞いて、沸き上がる思いや、むなしさ、怒りがあるのならそれは大切に見つめてみます。

そして、少しだけ全体に目線をずらしてみます。

何も無い世界で「選ぶ」「決める」という体験はー
奇跡の1つですから。

★ お知らせ ★

【個人セッション】悟りのエッセンスで楽に生きていける個人セッションを行っています。こちらからどうぞ
【メルマガ登録】更新情報、気づきにつながる記事をメールでお届けいたします。こちらからどうぞ

LINEで送る

No Replies to "個人の私とは"

    Leave a reply

    Your email address will not be published.