悟りを科学的に理解する

悟りを科学的に理解する

世界の素材ー世界は何でできてる?

私たちの体ー机ー食べ物などーすべての物質をどんどん細かくしていき、
最小の単位に行き着くと、素粒子と呼ばれるものになります。

この素粒子は「波動でもあり、粒子でもある」と
量子論によって定義されています。

つまり、物質は私たちが認識できる「個体」だけの存在ではないのです。
目に見えない振動、波とも言える波動でもあるのですね。

宇宙は1つのカーペット

量子物理学者のデヴィッド・ボームはこのように述べています。

「あらゆる物は分割不可能な全体である。
宇宙の森羅万象は内在秩序という縫い目のないホログラフィックな生地からできているため、
宇宙が部分の集まりで成り立っていると見るのは意味のないことで ある。
そもそも現実を分割して、各部分に名前をつけるということ自体が独断的なのであり、
単なる合意の産物でしかない。
素粒子も、この宇宙にあるその他すべてのものも、
カーペットの模様の一部と同じように、互いに別々の存在ではないのだ。」

 つまり、「宇宙全体は、1つの生地からできているため、一部分を切り取って名前をつけるのは、
私たちの勝手な決めつけにすぎない。ぜーんぶ、1つのカーペットだよ。」
ということですね。

またボームは「物質(物や人)」を分かりやすくこのように例えています。
「宇宙は、分割できない全体の一部でありながら、独自の性質を持つ事も可能だ。
例えとして、川の中の小さな流れや渦巻き。
一見それは、大きさや流れの速さ、回転の方向など個々の特性を持っていて、何か別のもののようにみえる。
しかし、注意深く観察してみると、どこで渦巻きが終わりで、
どこから川が始まる のか定めるのは不可能なことがわかる。
様々な側面を分割し、「もの」と定義するのが抽象概念にしかすぎない。
そのような側面が近くの中に現れてきたとき、
私たちの思考に理解しやすいように際立たせるための一つの方策でしかない。」

つまり、「宇宙全体が1つでありながら、一部分の私たちは女だったり男だったり、
日本人だったりアメリカ人だったり、それぞれの性質を持つ事ができます。
でもそれは、全体の川から、流れが速い場所や、渦巻きなど、その性質だけをとって、
「早い場所」「渦巻きの場所」と分割し、「物である」と勝手に定 義付けただけ。
私たちが分かるレベルで解釈しただけであって、元々は全体的な川1つなのです。

幻想なのに、見えたり、考えたりするのは何故?

大脳生理学者プリブラムは、脳が、波動を解釈してホログラムを見せていると解いています。

「私たちの脳は、つきつめればー私たちとは違う次元のー時間と空間を超えた
深いレベルに存在する秩序からー投影される波動を解釈し、客観的現実を数学的に構築している。」

そしてその脳も、知覚している世界も、考えも、全部、創造された波動なのですね。

私たちが1つなら、他の人の思考や知識を参照できないのは何故?

心理学者ロバート M アンダーソン ジュニアはこのように述べています。

「人間がアクセスできるのは自分の記憶に直接関係のあるものだけである。
これをパーソナルレゾナンス(個体共鳴現象:構造が似ている場合のみ内部に 振動を起こすという現象)と呼ぶ。
この、個体共鳴現象のせいで、宇宙に内在するホログラフィックな構造の中には、
ほぼ無限に存在するさまざまな「映像」の うち、
一個人の意識がとらえることができるのは比較的限られたものになってしまう。」

つまり、型が合うものだけ参照できる仕組みになっている、ということですね。
つまり、個人のデータと、女性という集合的なデータ、
日本人という集合的なデータなどを参照しながら、
個人、女性、日本人として生きているわけです。

私と思っている者の正体は?一個人って何?

感情というエネルギー(ホログラム)と感覚(体)というエネルギー(ホログラム)と
思考というエネルギー(ホログラム)ーがひもつけられたものー
つまり、エネルギーでありホログラム。

また、ここでは分かりやすく感情、感覚、思考と分けていますが、
これも観察していくとそれらは分割できない現象であることが分かります。

全て1つのホログラムです。

本当の私って何?

万物を創造し、観察する意識ー全体
本当の私は、あなたでもあり、椅子や机でもあり、音、色など全てを含めた宇宙全体です。

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