カウンセラーのプロフィールをご紹介します。

今の私

自分が死にたかったときの気持ちを今でも大切にしています。
このときの気持ちを死ぬまで大切に温めていきます。

  • 性別 : 男
  • 年齢 : 57歳
  • 居住 : 東京都町田市

幼少時代

幼稚園での出来事。園児達が先生に引率されて隊列を組んで歩いていたときの話です。
先生が「あぶないですよー」といって園児達に呼びかけています。それを聞いた園児達は「わー」とか「きゃー」とか言いながら歩道の特定部分を避けるように歩いていきます。私は何が起こったのかわからずそのまま真っすぐ歩いていくと、「ぐにゃ」とした感覚が足元から伝わってきます。おそらく何かやわらかいものを踏んだのでしょう。犬のうんこらしきものでした。

このとき私が思ったのは「なぜもっとわかりやすく状況を伝えてくれないのだろう」という気持ちと、そこから発展して、人のコミュニケーションって難しいんだな、辛いな、大人になるとずっとこんな環境にいないといけないのか、これはいやだな、ということでした。
明確に「死」は意識していませんでしたが、「すごくつらいところで生きていくんだな」という気持ちがこの頃から芽生え始めました。

学生時代

小学校高学年のときの話。クラス毎に演劇を行うことになり、私のクラスでも配役を決めていました。私がなぜか星の王子様役の候補になってしまい、(劇の主人公的な立場だったので、引っ込み思案だった私は)その役を拒否し続けていました。結局クラス内の他者が王子様役に決まり、私はホット胸をなでおろしていました。

その後、クラス内で、演劇準備中の感想を文章にして先生に提出することになりました。私は王子様役候補の話は思い出したくもないくらい辛かったため、違う話を書いて提出しました。
提出後、先生は感想文のうち、いくつかをピックアップして皆の前で口頭で紹介しました。その中には私のものも含まれていたのです。
「皆が王子様役として推奨してくれているのに、それを頑なに断り続けたこと、一方で(おそらく本人は乗り気でなかったにも拘らず)王子様役を引き受けてくれた人がいたこと、前者は反省の気持ちを聞きたかった。また、後者は感謝の気持ちを聞きたかった。それなのに全く違う感想を書いている。あんたにはそのような気持ちが無かったのか、人間として最低だ。」
と言われました。その後ひどく落ち込みました。

「私はおそらく、周囲の人を配慮したり、集団の中で適切に振る舞うことが出来ない人間なんだな」
と改めて感じました。
この頃からはっきりと「消えてしまいたい」「死にたい」という気持ちが心を占めるようになりました。

会社員時代

前職と合わせると約35年間、会社員として過ごしました。
システムの開発や運用に関わる仕事をやっていました。

ソフトウェアの世界はハードウェアと違って、仕事のアウトプットを手で触わったり、直接目で見ることが出来ないため、その意味では評価が難しいです。
そのような環境でもスキルの高い方たちは良いアウトプットを出して、周りからも評価されてゆくのですが、私のようなスキルの低い人間は評価されない時代が続きます。私などは、スキルの高い人たちの真似をして良いアウトプットを出そうと試みるのですが、そもそも真似る対象が全て相手の頭の中にしかないためそれも難しいのです。

しかし一方で、職場の上司達は私のことを評価する責務がありますから、私のアウトプットに対してコメントします。その内容は大半がダメ出しです。
ダメ出しを35年間受け続けるというのは、(今思うとよくそんなに長期間耐え忍んだな、と思うのですが)非常に心にダメージを受けます。
35年間の間、ほぼ常時、「死にたい」という気持ちでいっぱいでした。

改めて今

この「死にたい」という気持ちをなんとかしたくて、本を読んだり、セミナーやカウンセリングを受けたり、合宿に参加したりしました。しかし、何をやってもしっくりきません。

それがある思想に触れたときに、ようやくその理由が分かりました。

今までしっくりこなかったのは、そもそもこの世界で生きることはつらいことである、という出発点から始まっていないためでした。
なので全てが、偽善的で噓くさく感じてしまうのでした。

一方、私が出会った思想は、この世界で生きることはつらいことだけで逆に楽しいことうれしいことなど一つもない、というところから始まるのです。
従って、伝えていることが私の実感とよく合うのです。
これは他と違って、本当っぽく聞こえました。

この思想というのは、今から約2,600年前にある人が気づいたことでした。
「人々が苦しむのは、世の中の道理を理解していないから」であり、その道理を理解した上で物事に対してある態度で接すると(少なくとも)苦しむことは無くなる、というのです。

私はこの思想を原点にして、私のものの見方や考え方、そして環境を変えていきました。
その結果、(少なくとも)苦しまずに生きられるようになり、今に至っています。

現在、この道理を基点としつつ、いくつかの心理カウンセリング技法を組み合わせたカウンセリングモデルを確立しています。このモデルを用いながら、当カウンセリングルームでは皆さまのお悩みを解消していく所存でございます。

資格

メンタルケア心理専門士